結婚相談所にはさまざまな男女が登録していますが、そのなかには身長コンプレックスを持つ方もいます。
学生時代に身長のことでからかわれたり、異性からひどい扱いを受けたりしてそのことがトラウマになっている方もいるでしょう。
そこで今回は、身長にコンプレックスを持つ方が結婚相談所での婚活を成功させる方法について解説していきます。
「身長が低いから結婚相談所でも結婚できないのではないか」このように考えている方は少なくありません。
たしかにテレビや雑誌・インターネットなどのメディアでは高身長のほうが婚活に有利とされていますし、学生時代の恋愛においても背の高い方がモテていたような記憶がある方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、実際に求められる身長の数値を男女別に解説していきます。
まず結論から言うと、男性の身長は170cm以上を求める女性が多いです。
これは20~60歳の日本人男性の平均身長と同じ数値なので妥当な気もしますが、一部の高身長が平均を引き上げていることも考えて街を歩くともう少し低い男性も多いでしょう。
そもそも女性が身長の高い男性を好むのには理由があります。
その1つが「三高」という理想の男性像で「高収入」「高学歴」「高収入」のことです。
バブル期に流行した言葉なので今聞くと古めかしい気もしますが、女性が男性に求める条件として高身長というのは今も昔も変わらないことが分かります。
男性に高い身長を求める女性に比べて、女性の身長を気にする男性は少ないです。
さらに言えば身長の低さよりも高さを気にしている女性のほうが多いのも男性との違いです。
高身長の女性は低身長の男性と同じようにからかわれた経験がある方もいるでしょう。
たしかにあまり身長が高くない男性は高身長の女性と並んだときに劣等感を抱いたり、気が強そうに見えたりすることで気後れしてしまう方もいます。
しかし、スタイルが良く見えたり、洋服をうまく着こなせたりというメリットから身長が高い女性を好む男性も多いです。
一方、女性の身長の低さは婚活市場でデメリットとなることはほとんどありません。
身長が足かせとなるのは相手の男性が高身長好きだった場合だけでしょう。
身長は1つの要素なので、実際にそれが結婚の決め手となることはほとんどありません。
身長にコンプレックスがあって自身がないのなら、それ以外のアピールポイントをつくっていくことをおすすめします。
この章では結婚相談所での婚活で好まれやすい5つのアピールポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「三高」の1つでもある年収は結婚相談所での婚活において最も重要なアピールポイントです。
というのも結婚相談所では、希望年収でプロフィールを検索にかけます。
そのため、年収がある程度高くないとプロフィールを見てもらえないことになってしまいます。
身長はプロフィールを開いてから、もしくはお見合いで実際に会ってから判断してもらうことができるので、ほかの条件が良ければ身長の低さは気にならないということもあり得ます。
また、身長よりも年収にこだわりを持っている方も多いので「高身長で低収入」と「低身長で高収入」なら後者を選ぶ人も少なくありません。
お金があれば結婚生活は楽になりますが、身長は高くても生活には影響しないからです。
ただし、露骨なお金持ちアピールは嫌われる原因になるので注意が必要です。
ブランド物をいくつも身に着けるなどの行為は避け、会話のなかでさりげなくアピールするのがよいでしょう。
年収にもあまり自信がない場合は、趣味や特技をアピールするのがおすすめです。
人は自分が知らないことを知っている人や、何かに一生懸命な人に惹かれやすいので趣味に打ち込むあなたに興味を持ってくれる人はきっと現れます。
また、自分の持っている特技や趣味が音楽や映画・スポーツなど共有しやすいものだった場合は一緒に楽しむことができるでしょう。
話のネタやきっかけにもなりますし、相手が同じ趣味を持っていればなおのことです。
現在特技も趣味もないという方は何か興味のあるものを始めてみるのはいかがでしょうか。
なにもプロ級のスキルは必要ありません。
例えば、休日に何か凝った料理を作ってみるなど挑戦しやすいものはたくさんありますよ。
特殊な職業や安定した職業についている方は身長の高低にかかわらず人気があります。
結婚相談所で人気のある職業は以下の通りです。
上記に該当する仕事をしている方は積極的にアピールして行くべきです。
職業に加えて高収入でもある場合はさらに成婚の確率はアップするでしょう。
またパイロットや大学教授も高収入で限られた人しかなれないというイメージが強いため人気の職業です。
特殊な職業ではなくても、仕事で成し遂げたことや現在頑張っていることなどはあなただけのアピールポイントです。
勤続年数が長いことも好条件となるのでぜひアピールしてみてください。
容姿に自信がある方は、身長であきらめず積極的にアピールすれば多くの方からお声がかかるかもしれません。
そもそも身長が低いかどうかは相対的なもので、相手によっても変わります。
例えば160cmの男性にとっては、145cmの女性は決して低身長ではありませんよね。
もちろん身長が高い男性のなかにも、低身長の女性を好む方はいるので、ルックスがよければ身長は気にならないという方は少なくないでしょう。
ただしルックスをアピールするのであれば顔立ちや造作だけでなく立ち居振る舞いや所作にまで気を遣う必要はあります。
顔だけでなく態度やしぐさまで意識して言動には注意しましょう。
また「ルックスは普通」という場合でも、髪型や服装だけでも清潔感を意識して整えれば好印象に見えたりするものです。
プロフィールの写真やお見合い時には参考にしてみてください。
結婚相談所で希望条件を聞くと「優しい性格の人」と答える方は多いです。
たしかにいくら身長と年収が高くても意地の悪い方は選ばれませんよね。
こと結婚においては容姿や収入といった変わる可能性があるものよりも、その人の本質である性格を重視する方が多いのも頷けます。
そこで性格の良さをアピールするには「聞き上手」になりましょう。
お見合いやデートでは、相槌を打ちながらしっかり聞くことで「自分の話をちゃんと聞いてくれるいい人だ」という評価につながります。
身長が低いからと言ってそれだけでモテないということはあり得ません。
子どもの頃に身長でからかわれたりいじめられたりした経験から、自分に自信が持てない人は多いです。
しかし、モテないのは身長ではなく卑屈になっている性格のせいかもと疑ってみてもよいでしょう。
今回は身長にコンプレックスを持つ方が結婚相談所での婚活を成功させる方法について解説しました。
年収やルックスなどほかにアピールポイントがあれば積極的に押していくことで身長は気にならなくなります。
また、女性でも身長に対してコンプレックスを持っている方はいます。
しかし、男性は女性の身長をあまり気にしていません。
身長が原因でモテないと感じている人は、卑屈になっていないか自分を振り返ってみることをおすすめします。
結婚においては身長よりも大切なことはたくさんあるので、ほかの良いところを伸ばしていけるようにしてみてくださいね。