「結婚相談所に入会したはいいものの、なかなかお見合いができない」
婚活中このような悩みを抱えている女性は少なくありません。
そのような場合、プロフィール写真が原因のこともあります。
それなりに気を使って撮影したつもりのプロフィール写真が、選ばれない原因となっているなんてショックですよね。
そこでこの記事では、結婚相談所でプロフィール写真が重要な理由や、女性が気を付けるべきポイントについて解説していきます。
女性が結婚相談所を利用して婚活を行ううえで、プロフィール写真は非常に重要になります。
その理由は、男性が女性のプロフィール写真を見たときにその人の第一印象がほとんど決まってしまうからです。
このことは『メラビアンの法則』としてよく知られており、人の第一印象を決める3大要素「言語情報(Verbal)」「聴覚情報(Vocal)」「視覚情報(Visual)」のなかでも視覚情報が占める割合は55%ともっとも高いことが分かっています。
「怒った顔で褒める」「笑顔で文句を言う」というように矛盾させた組み合わせで相手に与える印象を調査した結果、前者は「褒められている気がしない」後者は「文句を言われている気がしない」と感じる人が多いです。
つまり、人の印象は表情や見た目による情報が優先されるということなので、プロフィールから相手を判断するしかない結婚相談所においては写真の重要性が高いと言えます。
前述で結婚相談所におけるプロフィール写真の重要性はお分かりいただけたかと思います。
続いては結婚相談所ではどんな写真が好まれるのか、見た目や撮影方法などの必須条件に付いてくわしく解説していきます。
これからプロフィール写真を撮影する方・プロフィール写真の変更を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚相談所のプロフィール写真は「顔立ちがはっきりとわかる」写真であることが必須条件です。
理由としては、プロフィールを一覧で見た際に、顔立ちが分からない女性の写真は注目度が下がり選ばれにくくなってしまいます。
顔に自信がないからと髪で隠したりぼかしたりするのは禁物です。
また、顔を少しでも隠すために眼鏡をかける人もいます。
普段から眼鏡をかけているならともかく、そうでないならやめておきましょう。
撮影をプロに依頼する場合はお任せすれば大丈夫です。
しかし、自分で撮影する場合はピンボケや、顔に影ができているような写真は避けてください。
さらに直射日光が当たって白飛びしてしまったり、背景が髪色や肌色と近い色だとぼんやりしたりすることもあるので注意が必要です。
男性の婚活でよく言われる「清潔感」ですが、もちろん女性も重要です。
まず、写真の撮影前に身だしなみはしっかり整えましょう。
ぼさぼさのヘアスタイル・ヨレたメイク・シワのある服では清潔感があるとはいえません。
ファッションは特に重要です。
色が派手な服や胸元が空きすぎの服、ミニスカートなどは「遊んでいる」印象が強く清潔感に欠けます。
かといってカジュアルすぎるファッションも真剣度が低く見え、結婚願望の強い男性から敬遠されてしまうでしょう。
落ち着いた印象で清潔感があるファッションが分からないという方は、アナウンサーのコーディネートをお手本にしましょう。
結婚相談所で選ばれる女性のプロフィール写真は「自然な笑顔」です。
硬い表情はまじめな印象を与えますが、それ以上に「頑固」「暗い」「怖い」などのマイナスイメージも付きまといます。
写真撮影の際は緊張してこわばることもあるかと思いますが、納得いくまで撮り直せば問題ありません。
また笑顔と言っても“満面の笑み”はプロフィール写真にはそぐわず、にこっと微笑む程度が優しそうに見えて魅力的です。
さらに言うならば、女性がきれいに見える笑顔は人によって異なるので「口を閉じて微笑む」「少し歯を見せて目じりを下げる」など、どのくらいの笑顔が最も魅力的に見えるか研究してみるのもよいでしょう。
笑顔が苦手な方は鏡の前で練習してみることをおすすめします。
結婚相談所のプロフィール写真は自分が気に入るかどうかより、男性に選ばれるかどうかのほうが重要ですよね。
また、実際に会うことを考えるとよく見せようと背伸びし過ぎるのも好ましくありません。
そこでここは、結婚相談所のプロフィールに使う写真を選ぶ際の注意点について解説していきます。
ファッションで好きな色・テイストは人それぞれですし、誰にも制限する権利はありません。
しかし、男性に選ばれることを目的とした結婚相談所のプロフィール写真においては、自分の好みよりも男性の好みを優先しましょう。
とくに奇抜で個性的な服装は好みであったとしても避けたほうが無難です。
もちろんそういったファッションの女性が好きな男性もいますが、自分好みのコーディネートにこだわっていると大多数の男性とお見合いする機会を失ってしまいかねません。
なるべく万人に好まれそうな服のなかから、好みの色などを見つけていきましょう。
若いころの写真や、実物よりも若く見える写真をプロフィール写真に使用するのは基本的にNGです。
たしかに若くて美しい写真の女性には男性も惹かれます。
しかし、結婚相談所に入会する目的は、お見合いを申し込まれることではありません。
最終目標は結婚することです。
「写真では若い女性があってみると全然違う見た目だった」となれば不信感を与えてしまいます。
結婚に対する真剣度や相手への誠実さをアピールするためにも、外見を偽るようなことはやめましょう。
プロフィール写真はなるべく新しいものにし、古くても1年以内のものがおすすめです。
プロフィール写真の必須条件でもある「清潔感」にもつながるのですが、モノトーンなどは暗い印象を与えてしまいます。
プロフィール写真の服装は明るめ・淡い色を選ぶびましょう。
具体的には以下のようなカラーです。
また、紫や緑のような派手色もラベンダーや薄緑というように取り入れれば主張しすぎません。
マッチングアプリも最近は婚活に特化したものがありますが、あくまでアプリなので結婚相談所とは土俵が異なります。
マッチングアプリは結婚相談所に比べてカジュアルな出会いの場です。
プロフィール写真もおしゃれさが重視されますが、結婚相談所でラフすぎる写真は浮いてしまいます。
例えばカフェで撮った自撮り写真やスナップショットは、カジュアルすぎて結婚に真剣なイメージがしにくいです。
ほかにも、アプリのプロフィール写真で使える「目線をそらす」「顔に影を入れる」というテクニックも結婚相談所では悪目立ちしてしまいます。
せっかくプロフィール写真にするなら、きれいに撮れた写真を選びたくなる気持ちは分かります。
しかし、あまりに実物とかけ離れた写真はおすすめしません。
選ばれる確率はアップするかもしれませんが、お見合いで会ってしまえば盛った写真であることを悟られ、相手は「騙された」と感じるかもしれません。
とくに自撮りの写真はあれこれ手を加えたくなってしまうものですが、あくまで最終目標は結婚であると考え、加工や修正はしない・もしくはほどほどにしましょう。
今回は結婚相談所でプロフィール写真が重要な理由や、女性が気を付けるべきポイントを解説しました。
結婚相談所におけるプロフィール写真は第一印象を左右する重要なアイテムです。
男性から選ばれるためにも笑顔と清潔感のある服装を心がけましょう。
また、メイクやファッションは自分の好みよりも、相手からどう見られるかを意識したほうが選ばれるプロフィール写真につながります。
さらに実物とのギャップが少ないように、きれいに撮れ過ぎた写真や、若いころの写真は避けましょう。